教えて!Q&A

屋内用の垂れ幕を印刷したいのですが、それぞれの生地の特徴を教えて下さい。

詳細ページでご案内の通り、
屋内向けの垂れ幕・横断幕としては3種の生地をお勧めしています。
いずれも化繊系の生地ですので、質感(触った感じ)はそう大きくは変わりませんし、印刷方法も同じです。分かり易い違いを挙げるとすれば厚みくらいで、それによって耐久性や価格が変わります。ご予算、設置環境、お好みに応じてお選びいただけたらと思います。

まずテトロンポンジですが、最大の特長はコストパフォーマンスの良さです。
確かに価格がお安い分、他の生地に比べますと圧倒的に生地は薄いですが、屋外の宣伝のぼりの生地として最も広く使われているものですので、屋内でご使用いただく分には全く問題ございません。どうぞご安心ください。お値段が一番安いこともあって、よく出る生地です。



メンテナンスの注意点ですが、洗濯は不向きですのでご注意下さい。手洗いで軽く洗う程度になります。それは、製作方法が以下で述べます通り「印刷」だからです。「印刷」はインキが生地の上に載っかっている状態ですので、摩擦に若干弱いためです。
印刷方法は、生地に直接インクジェットプリントし、そのまま 200℃の高熱をかけて生地にインキを昇華させるダイレクト印刷です。版を作らない分、1枚から色数を気にすることなく安価に製作出来ます。もちろん写真入もOKです。

こちらにダイレクト昇華印刷の動画がございますので、是非ご覧ください。


屋外での耐候性(色持ち)は設置環境すなわち雨風、陽の当たり具合により一概には言えませんが、あえて申し上げると、出しっ放しの状態で半年〜1年程度です。雨で濡れたからといってインクが落ちてしまうようなことはありませんのでご安心ください。
もし、雨で濡れてしまった場合は、しっかり乾かしてから片づけてください。
濡れたまま畳んで保管しますと色移りやカビの原因になります。

保管する場合は、直射日光の当たらない涼しい場所で、大きめに優しく畳んで保管してください。
もし、次回使用する際にシワが気になるようでしたら、当て布をして120℃程度でアイロンを掛けてください。

印刷方法、保管や洗濯などのメンテナンス方法、屋外の耐候性に関しては、あとの2種類の生地も、このポンジと同じとお考えください。

次にスエードですが、何よりの特徴はその光沢感です。その艶が放つ高級感は、他の生地とは比べ物になりません。金色や銀色は通常、布地には再現できないのですが、どうしてもというお客様には、スエードの生地に黄土色やグレーをプリントすることをお勧めしています。それは、その光沢性と相まって金色や銀色のように見えるからです。それくらい光沢があります。
生地の厚みもポンジより厚く、予算はそれほどかけられないが、ポンジよりもいいものを!または長持ちさせたい!というお客様には、こちらの生地がお勧めです。現に、ポンジよりも価格的には高いですが圧倒的人気があります。先述したように印刷方法やメンテナンスはポンジと全く同じです。

金・銀メダルの光沢をスエードで表現した横断幕


最後のトロマットの最大の特徴はなんと言っても、前の2種の生地に比べ丈夫な点です糸の太さは、ポンジの2倍近いスエードの更に倍以上の太さで(ということはポンジの4倍以上)、屋外用としても推奨している生地です。当然見た目もしっかりしています。末永く使いたい!そんなお客様にはこちらの生地がお勧めです。印刷方法、洗濯等のメンテナンスは上記のポンジ、スエードと同じです。



もちろん、これらの生地以外でも、垂れ幕・横断幕をお作りできますので
お気軽にお問い合わせくださいませ。
詳しくはこちらのページをご覧下さい。>>垂れ幕・横断幕製作(屋内用)のページ

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