教えて!Q&A

足場幕で、横4,000×縦6,000mmの大きなサイズは出来ますか?

はい、可能です。
旗・幕ドットコムでは、どんな大きなものでもご希望サイズで製作できますので、ご安心ください。

ただこれだけの大きなサイズになりますと、約12㎏とかなりの重量の足場幕になりますので、取り扱いや取り付けの点で注意が必要です。

特に取り付けに関しては、通常は足場幕の周囲に500mm〜600mm間隔で設けているリング状の取り付け穴(ハトメ)にロープを通して足場のパイプに括りつけますが、これだけのサイズになりますと、それだけでは風を含んだ時に足場幕の真ん中あたりがプクッと膨れて、括っているハトメ部分にかなりの負担がかかり、早期に破れてくる恐れがあります。

そこで、このような大きな足場幕の場合は、「ターポリン」ではなく「メッシュターポリン」という生地をお勧めしています。

メッシュターポリンのアップ

メッシュターポリンは、ご覧の通り、通常のターポリンに無数の小さな穴が開いたもので(メッシュ構造)、風除けには万全の生地です。重さも約6.2キロと「ターポリン」の半分くらいになりますので、取り扱いも非常に楽で、多くの方に軽くて重宝すると喜ばれています。「メッシュターポリン」の、より詳しい説明はコチラをご覧下さい。

メッシュターポリンでお作り頂いた足場幕のお写真

実際にメッシュターポリンで作った養生幕

もしどうしても「メッシュターポリン」ではなく、通常のターポリンで足場幕を作りたいという場合は、以下の2つ方法があります。

●足場幕にスリットを入れる

1つ目は、足場幕に、風を逃がす「風抜けスリット」(1mにつき3,000円)を入れることです。

スリットの説明

どこに何箇所入れるかはサイズ次第です。詳細はこちらのQ&Aをご覧下さい。
スリット(切れ込み)を入れる場合、入れる向きと間隔を教えて下さい

●足場幕の裏面に「あおり止め」を付ける

2つ目は、足場幕の裏面に「あおり止め」と呼ばれるものを付ける方法です。
先ほど、大きくなると風を含んだ時に足場幕の真ん中がプクッと膨れてしまう(これをあおりと言います)と説明しましたが、 そうならないよう、足場幕の周囲だけでなく真ん中部分も括れるようにしたのが「あおり止め」です。

あおり止めの説明

ご覧のように、足場のパイプのちょうど裏面に、ハトメが付いた布切れを溶着したもので、足場のパイプと括りつけてあおりを防止します(1mにつき5,000円)。もちろんそのためには、足場パイプのピッチに合わせてあおり止めを付ける必要があります。

例えば足場の単管のピッチで一般的に多いのは1,800mmですので、あおり止めもこのピッチで付けることになります。その場合、足場幕自体のサイズも、その倍数例えば横は3,600mm、縦5,400mmとかで作るようにしたほうが周囲に必ず足場のパイプが来て括りやすいだけでなく、綺麗にぴ〜んと張ることができます(つまり、ご質問の横4,000×縦6,000mmだと中途半端な位置に単管が来て括りにくいです)。

以上、ご参考になさってください。
 

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