
横断幕の値段相場は?会社選びのポイントと安く作る方法
2023年09月02日
・横断幕を作りたいけれど、どのくらい掛かるか分からない
・大まかな値段の相場が知りたい
とお悩みではないでしょうか。・大まかな値段の相場が知りたい
横断幕は既製品と違って明確な値段がなく、会社によって大きな差があります。
本記事では値段の相場をはじめ、会社毎に差が生まれる理由とできる限り安く作る方法を解説します。
旗・幕ドットコムでは納品後お客様にアンケートを実施しており、年間800人以上の方がご協力くださいます。そんな実際のお声をまとめて執筆しているので、きっと参考になるはずです。ぜひ最後までご覧ください。
横断幕の値段の相場
初めて作る場合、横断幕の値段は想像しづらいですよね。ネットで調べても各社まちまちで、だからこそ判断する基準がなく、会社選びが難しくなります。
実際、横断幕を購入したお客様へのアンケートでは、半分近い方が「価格に不安がある」と回答されました。

サイズによって価格が変わるため、今回はW(横)3000×H(高さ)1200mmで作ることと仮定し、横断幕の値段相場を表にまとめました。
生地 | 値段 |
---|---|
テトロンポンジ (最も安価なPE素材) | 9,600円〜18,000円 |
トロマット (屋外でも使える万能生地) | 13,000円〜30,000円 |
ターポリン (耐久性に優れたPVC素材) | 16,000円〜35,000円 |
同じ生地(素材)でも、料金の幅がかなり広いですよね。なぜかというと、各社含んでいるサービスに違いがあるからです。

9,600円と書いてあったのでA社に依頼しても、エクセルで入稿したり、デザインに納得が出来ず修正をお願いすると、結果的に同じぐらいの価格になることが考えられます。
安いからといって注文するのではなく、どこまで対応してくれるか(何がオプションで、追加費用がどれくらいか)をしっかりと把握した上で、依頼しましょう。
横断幕の製作費【シーン別】
ざっくりと相場が分かったところで、より具体的な価格のお話をしましょう。
というのも、横断幕を使うシーンは多岐に渡るのと、人によって欲しいサイズが様々だからです。ここからは横断幕の利用シーンを想定し、制作にかかる値段を解説します。
部活動の応援に

野球やサッカー、バレーなど、部活・スポーツの応援には横断幕が不可欠。手旗やタオル、メガホンも人気の応援グッズですが、サイズが大きいので遠くにいる選手の目に留まりやすく、想いを伝えやすいからです。それでいて観客席の手すりに括り付けるだけなので、設置も非常に簡単ですよ。
集合写真の際に持つことで、そのチームならではの特別な1枚になりますから、まさに一石二鳥。チームに1つは欲しいと望む方が多く、卒業・卒団の記念品にも選ばれる人気アイテムです。
色々なサイズでご注文がありますが、最もよく出るサイズはW(横)3000×H(縦)900mm。
このサイズで横断幕を作る場合の金額がこちらです。

学校のフェンスに掲示

学校の前を通ると『●●大会 優勝』『全国大会出場』と書かれた横断幕を目にすることがあります。
勉強だけでなく、部活動にも力を入れていることが通行人に伝われば、地域に愛される学校になりそうですね。選手のモチベーションにも繋がりますから、ぜひ横断幕を活用したいものです。
団体か個人かで文字数が変わるため、一概には言えませんが、W4000×H900mmが比較的よく出るサイズ。
このサイズの横断幕を作成する場合の金額はこちらです。

アイドルの横断幕

「推しているアイドルのライブやイベント、生誕祭に向けて、横断幕を作りたい!」というお客様も多いです。うちわやタオルよりも面積が大きいので、気づいてもらうチャンスが格段に上がります。
そのままプレゼントすれば、会場装飾として長く使ってもらえるため、アイドルにとっても嬉しいアイテム。この機会に推しの横断幕を作ってみてはいかがでしょうか。
ライブ会場の規模にもよりますが、人気のサイズはW1800×H1200mm。取り付ける場所がなくても自分で持てるサイズですから、色々な使い方ができます。
横断幕の作成にかかる費用はこちらです。

今回は3つのシーンをピックアップしましたが、宣伝や集客の際など、横断幕の活用シーンはまだまだあります。『他の人がどのようなデザインで作っているか』『どのくらいの大きさで製作しているか』気になりますよね。お客様からの写真は、フォトギャラリーでご覧いただけます。ぜひご参考ください。
より安く作るための方法4選
具体的な製作費を説明しましたが「もう少し価格を抑えられないか」「予算を超えるため作るのは難しい」とお困りかもしれません。限られた予算の中で横断幕を作りたいあなたへ、値段を抑える方法を紹介します。
単刀直入にお伝えすると、金額を抑えるための方法は、以下の4つです。
・安価な生地を選ぶ
・サイズを小さくする
・同じデザインで複数枚作る
・必要なデータを入手する
・サイズを小さくする
・同じデザインで複数枚作る
・必要なデータを入手する
順番にご説明しますね。
安価な生地を選ぶ
先ほどの章でお気づきの方も多いと思いますが、同じサイズでも生地によって横断幕の価格が変わります。使用頻度が少ないようであれば、生地を1ランク落とすことで、値段を抑えることができます。
サイズを小さくする
横断幕は作るサイズでも金額が変わります。誰かを応援したり、何かをアピールするため限度はありますが、予算内に収まるよう、大きさを調整するのもおすすめです。
屋内向けのポンジ・スエード・トロマットを比較し、生地やサイズでどのくらい値段が変わるかを見てみます。

こちらをご覧いただくと、生地・サイズによる値段の違いがお分かりいただけると思います。先ずは生地を変えることで予算内に収まるかを確認し、難しい場合はサイズ変更を検討しましょう。
同じデザインで複数枚作る
サイズによって金額が変わると説明した通り、当社は『総面積×u単価』で価格を決定しています。そしてu単価は総面積が大きくなるに従って安く設定しているので、枚数を増やす(総面積が増える)ことでu単価はダウン。横断幕1枚にかかる費用が安くなります。

個人の場合、同じものを何枚も作ることは想定しづらいですが、選択肢の一つとしてご参考ください。
お見積りフォームではご希望のサイズや枚数を入力し、生地を選択するだけで、その場ですぐに金額が分かります。どのくらい金額が変わるかを確かめながら、サイズや生地、枚数を決めても良いですね。
屋外用のお見積りを取りたい方はこちら
https://www.hakuromarkss.jp/product_form/maku_out/spec
https://www.hakuromarkss.jp/product_form/maku_out/spec
必要なデータを入手する
チームや会社のロゴマークを入れる場合、イラストレーターのデータがないと、原稿作成費とは別に料金が掛かります。画像をそのまま使える可能性もありますが『色が変更できない』『拡大すると粗くなる』といった問題が発生するからです。
イラストレーターデータさえあれば余計な費用は掛かりません。ロゴを依頼したデザイン会社、チームの帽子やユニフォームを作ってもらった制作会社に連絡を取り、データがもらえるかを確認しましょう。
横断幕についてのQ&A
Q:入稿データの形式を教えてください。
当店では、データ支給と言っても、必ずしもイラストレータである必要はありません。エクセルやワード、画像データの場合も無料で対応します。
ただし、イラストレータ以外の入稿であれば、書体は当社にある近い書体になります。予めご了承ください。ロゴやイラストがある場合はトレース料(3,000円/1点)がかかります。
Q:仕上げの加工によっては追加の費用は掛かりませんか?
仕様によって料金は変わらないので、ご安心ください。
横断幕の場合、仕上げ方法は「周囲ハトメ」か「上下袋縫い」から選べます。どちらを選んでも追加費用は掛かりませんので、用途や設置場所に合わせてお選びください。その上、取り付け紐(ロープ)もお付けしているので、届いたらすぐに使えます。
ただし袋加工に使うスチールパイプはオプションです。別途費用が発生しますこと、ご容赦くださいませ。

Q:注文前にデザインは見れますか?
あいにくデザインの作成はご注文後に行っております。
ただ注文後にレイアウトを必ずご確認いただき、ご納得いただくまで何度でも修正可能です。デザイン決定後の印刷になりますので、ご安心ください。
ご注文から商品到着までの流れ
https://www.hata-maku.com/guide/flow/
https://www.hata-maku.com/guide/flow/
Q:送料はいくらですか?
以下の通りです。
本州・四国・九州:1,000円
北海道:2,000円
沖縄:3,000円
北海道:2,000円
沖縄:3,000円
Q:注文からどれくらいで届きますか?
通常便と特急便という2つのプランをご用意しています。
通常便なら原稿決定から6営業日後、特急便なら3営業日後の出荷です。お届けエリアによって、配送にかかる日数が異なりますので、詳しくは以下のページをご確認ください。
※弊社はカレンダー通り、土日祝日はお休みでございます。営業日はこれらの休みを除きますので、予めご容赦ください。
Q:防炎加工はできますか?
はい、可能です。防炎加工でご注文いただいた場合は、シールもお付けしております。

防炎加工をする場合の価格も、お見積りフォームですぐに分かるようになっています。
まとめ|横断幕の値段の相場
本記事では横断幕の値段相場や安くするための方法を解説しました。
形のないものだからこそ、会社毎に値段が大きく異なります。注文前に『どこまでのサービスが含まれているか』『追加費用はどのくらいか』を必ず把握しましょう。
値段以外にも、デザインや納期、素材、色は、皆さんが不安に思っているポイントです。事前に確認できるのであれば、それに越したことはないでしょう。ただし物事には優先順位があります。納期が優先なのであれば、素材や色は妥協することも重要です。
譲れないポイントを見極め、後悔のしない会社選びをしてくださいね。思い通りの横断幕を作るために、本記事がその一助となれば幸いです。
内容についての不明点があれば、お問い合わせください。サイズや生地についての相談も大歓迎です。ご注文前でも結構ですので、お気軽にご連絡くださいね。
記事を書いた人

2021年にハクロマーク製作所へ入社。受注窓口として、お客様から要望をヒアリングし、デザイナーに繋ぐ役割を担う。月に160人以上のお客様と電話で打ち合わせを行う中で、寄せられた質問を厳選し、コラムを配信しています。読んでくださった方の不安が解消され「オリジナル製品って意外と簡単に作れる」と思ってもらうのが、私の夢です。
お客様の要望をベースに作り上げていく、オリジナルののぼりや旗、幕、のれん、看板を、6つのインターネットショップを通じて受注、全国に製造販売。
SNSでは、お客様の事例や最新情報、知って得するお役立ち記事を配信しています。