普段、オリジナルの手旗をデザインする私が手旗の新しい使い方を知ったのは、富山で『海王丸』という船を見学した時のことでした。
そこで目にしたのが、手旗信号。旗を持った手を、決められた形に動かして文字を伝える——あの光景です。
普段当社では、ダンスで使う旗や、旅行の添乗員さんが掲げる手旗を制作していますが、「手旗って、ただ振るだけの使い方じゃない。もっといろんな可能性があるのでは」と感じた瞬間でした。
そこで今回は、代表的な手旗の使い方から、こんな使い方もあるのでは?という新しい使い方まで、踏み込んで探ってみたいと思います。最後まで読み終える頃には、手旗の新しい価値に気づいているはずです。
手旗の使い方5選
ポピュラーな使い方から新しい使い方まで、5つのカテゴリに分けましたので、1つずつご紹介します。
振って使う ——最もポピュラーな使い方
一番王道の使い方である振って応援するです。
イメージしやすいのは、やはりマラソンやスポーツの応援でしょうか。観客席から、走っている選手や頑張っている人に向かって旗を振る。手旗と聞いて多くの方が思い浮かべるのは、この光景かと思います。

誘導・案内に使う ——旗は『振らなくても』役に立つ
2つ目は、誘導や案内に利用するという使い方です。
当社では実際に、登山の際に持っていくSOSの旗を制作させていただいたことがあります。遭難したときに、救助隊やヘリコプターに向けて掲げることで、発見の糸口になる——そんな役割を持った旗です。

この誘導というジャンルは、実はかなり幅が広いんです。たとえば、小学生の班長さんや交通安全指導員、見守り隊の方が持つ『横断中』や『交通安全』の旗。あれも、広い意味ではこの誘導用の手旗の仲間と言えます。

そしてここからが、私がいちばん面白いと感じているポイント。
手旗は、別に振らなくてもいいんです。
ポールを刺した手旗を壁に固定すれば、『営業中』を案内する看板のように使えます。突き出し看板や、のぼり旗のような役割ですね。壁に取り付ければ、置くためのスペースもいりません。

しかも手旗は、1枚あたり1,250円〜4,000円程度(※)で作れる、とてもコスパの良いアイテムです。キッチンカーや、面積の限られた小さな店舗でも有効活用できます。
ホームセンター等で売っている、棚を設置するための『棚受』を活用すれば、壁面に塩ビパイプを取り付けることが可能です。

ダンス・演技として振って使う

3つ目は、同じ『振って使う』でも、ダンスや演技として使うという方向です。
チアリーディングをはじめ、「ダンスで使う旗がほしい」というご相談をいただくこともあります。
こうした激しい動きに欠かせないのが、当社のパッカーという留め具。パイプにパチンとちょうどはまるサイズになっていて、これを付けておけば、どれだけ振っても旗がずれたり取れたりすることがありません。

ダンスや、激しく振るようなパフォーマンスでも、安心してご使用いただけます。
ディスプレイ・装飾として使う
4つ目は、飾って使うという方法です。
たとえば、いろいろな国の料理を出す飲食店があったとします。そのお店に、様々な国の国旗を手旗として作って掲げれば、平面的なポスターとはひと味違う、立体的な装飾ができあがります。

このように壁面に飾る場合は、フックの活用がお勧めです。フックを壁面に取り付け、パイプを指せば、簡単に手旗を飾ることができます。※フックが短い(浅い)と、うまく引っかかりません。パイプを通す部分が少なくとも25mm以上のできるだけ長いものをお選びください

遮光の生地で作る、日傘代わりの手旗
当社には遮光スエードと言って、遮光生地の取り扱いがあります。これで作れば、頭上にかざすだけで日差しをさっと防げる、日傘のように使える手旗になるんです。
『小さい』が武器になる
「手旗なんて小さいから日傘には向かないのでは?」と思うかもしれません。でも、その小ささが強みになる場面があります。それはライブやフェスです。
真夏の野外、人がぎゅうぎゅうに密集した会場では、大きな日傘はさせません。後ろの人の視界をふさぎ、隣の人に当たってしまうからです。そこで手旗の出番。顔まわりだけをピンポイントで覆える小さな遮光手旗なら、周りに迷惑をかけず、自分の分の日差しだけを防げます。
一枚で『応援』『日除け』の二刀流
もちろん手旗本来の使い方も可能です。アーティストが出てきたら振って応援、炎天下では頭上にかざして日除け。折り畳み日傘がなくても、手旗一枚で両方まかなえます。

遮光スエードで手旗を制作する場合、従来のテトロンポンジ生地よりも価格が上がります。サイズと枚数によって金額が変わりますので、お手数ですこちらからお問い合わせください。1営業日以内にお見積りいたします。
「作ってみたいけど、ハードルが高そう」という方へ
ここまで読んで、「私も一枚作ってみようかな」と思ってくださったあなた。でもオリジナルで手旗を作るなると、なんだか大がかりで敷居が高そう——そう感じる方は多いと思います。でも、実はそんなことはありません。あなたが抱いている悩みや疑問にお答えします。
手旗に関するQ&A
はい、1枚からお作りできます。「とりあえず自分用に1枚だけ」でもまったく問題ありません。枚数が増えるほど単価が下がる仕組みなので、チームやお店でまとめて作る場合はよりお得になります。価格表はこちら
一般的なのは横450×縦300mmと横300×縦210mmの2サイズ。ただ、当社はご希望のサイズで作れます。 上記2サイズ以外の場合は、お問い合わせから希望サイズをご連絡ください。1営業日以内にお見積りいたします。
今回ぜひ知っておいてほしいのが、縦横を逆にした「縦長サイズ」も同じ金額で作れること。縦長にすれば、②の誘導・案内の用途で、ぐっと使いやすくなります。

『横断中』や『交通安全』等の既製の旗ですね。申し訳ありませんが、当社は既製品の販売はしていません。もちろん製作は可能ですが、汎用的な旗をそのまま欲しいだけなら、Amazonや楽天で探したほうが早くて安い場合が多いです。当社の強みは、あくまで『あなたのための一枚をオリジナルで作ること』。ここまで紹介してきたような、ちょっと変わった使い方を実現したいときにこそ、頼っていただければと思います。
手旗の仕様・製作事例・価格表
過去の製作事例、サイズや枚数ごとの正確な料金、これまでにご注文いただいたお客様の声は、以下のページで詳しくご覧いただけます。
手旗の商品に関する詳細ページ :https://www.hata-maku.com/product/tebata/
まとめ:手旗の可能性は無限大
- 振って応援する
- 誘導や案内の目印にする
- ダンスや演技を彩る
- 飾って空間を演出する
- 日差しから守る
海王丸で手旗信号に出会ったあの日から、私の中で手旗の見え方はすっかり変わりました。『ただ振るだけ』と思っていた手旗が、視点を変えるだけで、こんなにも役割が増していく。
生地を変え、形を変え、使う場所を変えれば、手旗にはまだ見ぬ使い道が存在すると思います。あなたなら、手旗をどのように使いますか?もし上記以外の使い方してるよという方はぜひ教えていただければ幸いです。
「こんな使い方であれば、どのような仕様がよいですか?」「こんな手旗も作れますか?」等々、どのようなご相談も大歓迎です。些細なことでもお気軽にお問い合わせください。




