バレーボールで
人気のスローガン

バレーボールは老若男女幅広い層で親しまれるスポーツなので、スローガンもバリエーションが豊富です。

小学生のチームでは、チームワークを大切にするような分かりやすいメッセージを入れることが多く、全国大会を目指すような高校生であれば、モチベーションを高める四字熟語や力強い言葉が使われます。

「団結力を大切にするチームを作りたい」
「スピードを武器に戦いたい」

など、チームの特長はそれぞれだと思いますので、ここではバレーボールに最適なスローガンを大きく3つに分類し、ご紹介します。自分たちが大切にする価値観を軸に、スローガン選びのヒントになれば幸いです。

ここで紹介している44個のスローガンは、横断幕や旗を製作してきた中で、実際に使われていたものです。きっとあなたの参考になると思いますので、ぜひ最後までご覧くださいね。

躍動感あふれるスローガン

高い打点から放たれる強烈なスパイクは、バレーボールの魅力の一つ。地面に叩き付けられたボールが身長よりも高く上がる様子からは、そのボールの速さと威力が見て取れます。

ブロックを避けて、スパイクを打つためには、相手よりも高く飛ばなければなりません。そこで「誰よりも高く」という直接的な言葉から、蝶のように「羽ばたく」といった比喩的な表現まで、高さにフォーカスしたスローガンがよく使われます。

もちろん学年によっては、身長の高い選手がいないこともあります。相手を翻弄する速攻やタイミングをずらした時間差攻撃を駆使する戦い方であれば、「旭日昇天」や「神算鬼謀」といったスローガンはいかがでしょうか。

Over the top（限界を超えろ）
より高く！より低く！
飛べ・跳べ・翔べ
決めろスパイク
挑め超えろ頂へ
誰よりも高く

羽ばたけ
旭日昇天
電光石火
神算鬼謀
変幻自在
飛翔

一球入魂（ハイキュー！梟谷学園）
飛べ（ハイキュー！烏野高校）

これらの言葉を使ったデザインサンプル

チームワークを高めるスローガン

確かに身長の高さはアドバンテージではありますが、それだけで勝てるほどバレーボールは甘くないですよね。実際、平均身長が自分たちより低いチームと対戦し、負けた経験が一度はあると思います。

その際、「サーブカットが上手い」「ミスが少なく、粘り強い」と基礎がしっかりしていることに加えて、チームの団結力が高く、息の合ったコンビネーションを体感したのではないでしょうか。

つまり、団体競技のバレーボールでは、個々の能力が全てではなく、チーム力が極めて重要です。リベロやピンチサーバーといった特別なポジションを含め、チーム全体の総合力で格上の相手にも勝つことができます。

パスはもちろんのこと、仲間の想いを「繋ぐ」。コートに立つ者以外も「心は一つ」といった言葉は、バレーボールのチームスローガンにぴったりです！

One for all,All for one
（一人はみんなのために、みんなは一人のために）

自分と仲間を信じて
拾う者に勝利あり

全員バレー
心は一つ
心を繋げ
日々感謝
以心伝心
繋魂
信頼
団結
絆

粘りを見せろ（ハイキュー！和久南高校）
繋げ（ハイキュー！音駒高校）

これらの言葉を使ったデザインサンプル

気迫は技を制す

サーブを打つ瞬間から、相手チームがレシーブをしてスパイクを打つまでが平均7秒。プロの世界では、この7秒の間に男子が7割、女子は5割が点を取ります。

そう思うと、まさに一瞬の勝負ですよね。わずかな迷いが相手に点を与えてしまいます。

チームワークも大切ですが、時には「自分が決める」という気持ちの強さも必要でしょう。

ボールが床に付く瞬間まで追いかけ拾っていく粘り強さや一球に全てを懸ける熱意・気迫は、少しずつ相手にプレッシャーをかけていきます。

気持ちだけは誰にも負けないという決意の表れとして、真っ向勝負や威風堂々といったスローガンを掲げるチームも多いです。