教えて!Q&A

養生幕(1800×3600mm)は1年程しか使わないのでビニールターポリンよりもっと安価な生地はないですか?

結論から言いますと、養生幕はビニールターポリンが一番安価に製作出来ます。

ご質問の意図はよく分かります。一年しか使わないので、ビニールターポリンのような
丈夫な生地は必要ない、そういうことですよね。

確かに当社でお作りするビニールターポリン製の養生幕は、最低でも3年はもつ、
かなり丈夫な生地です。値段も高そうに見えます。

でも、実はそんなに高くはないんです!

理由は、
●素材がそもそも塩ビということ
●かなり市場に出回っているので、ターポリンメーカー各社間で競争が激しい

しかも養生幕は通常のビニールターポリン製の幕より安く設定しています。
本来、このサイズの価格を通常のビニールターポリンの面積計算で出すと
1.8m×3.6m=6.48㎡、この面積の㎡単価は7,000円なので、
6.48㎡×7,000円=45,360円になります。

でも実際の養生幕の価格は45,360円ではなく、29,000円です。
https://www.hata-maku.com/product/youjyoumaku/

養生幕は建築現場やリフォーム工事等の足場につけることがほとんどで、サイズが決まっているため、
サイズを1800×3600mmに規格化することによって、このような価格設定を可能にしています。

足場サイズの説明画像

この価格を、生地の中では最も安価である「ポンジ」で作った場合と比べてみましょう。
ポンジとは、消耗品である「のぼり旗」に使われている薄手の生地です。

のぼりの写真
ポンジで計算すると、
1.8m×3.6m=6.48㎡、この面積の㎡単価は5,000円なので、
6.48㎡×5,000円=32,400円

つまり生地の中で最も安いポンジで作った場合より養生幕の価格の方が安いのです。
言うまでもありませんが、ポンジの耐久性や耐候性(色持ち)は約半年と、1年持ちません。

つまり、たとえ1年くらいしか使わない養生幕であっても、一番安価なのがビニールターポリン
という訳なのです。しかも、それが一番丈夫ときているわけですから、それ以外の生地をお客様
にお勧めする理由が全くありません。

さらに、ビニールターポリンは元々が防炎の素材ですので、
養生幕としての性能面でも言うことがありません。

ご希望でしたら、防炎の証明としてプラス100円で防炎シールをお付けすることも可能です。
防炎シールの画像
短期であっても、もちろん長期であっても、
費用的にも性能的にも養生幕の生地はビニールターポリンが一番!だということですね。

高所などの風の強い場所では、メッシュターポリンがお勧めです。
もちろん価格はビニールターポリンと同じです。
メッシュターポリンのアップの画像
枚数が増えると数量割引があり、さらにお得になりますので、ご検討なさってください。

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