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照りつけるような暑さが、ようやく落ち着き始めましたね。

赤、青、緑の生地別カラーの見え方

2019年09月10日
こんにちは、旗・幕ドットコムの長谷です。

暦上では、白露です。
これから紅葉の季節。美しいものに心動く、芸術の秋。
おいしい物を沢山食べる、食欲の秋。

皆さんはどのように過ごすのでしょうか。
私は今年、食べ物がより美味しく感じているので、食欲の秋になりそうです。

そんな味覚、視覚の刺激を受けやすいこの時期。
彩りある販促物がよりいっそう目を引きます。

食べ物なら思わずよだれが出るみずみずしい写真を使って宣伝しているお店には
ついつい入ってしまいますし
色彩豊かな催しを宣伝したものには興味を惹かれます。

新しく作成するもよし、リニューアルするもよし。
今回は、お店の雰囲気に合わせて使える生地、発色をご案内します。

生地は人気の高い「ポンジ」「帆布」「バンテン」「ツイル」「鬼ちりめん」の5種類です。
お色はすべて、同じ「青」「緑」「赤」を使用しています。

画面を通してのご案内になりますので、質感や発色を実際にこの目で見たい、触った感触も知りたい方は
無料で生地見本帳をお送りしておりますのでお気軽にご利用ください。
生地見本帳のご請求はコチラ
https://www.hata-maku.com/form/sample.html

まずはポンジ」から。



スタンダードでありながら安価で軽い生地になっています。
軽さに特化している為、若干薄手です。
薄手なので、色味も薄く感じるというお声も頂きます。

同じ青色を印刷した際、若干紫がかっていますね。
背景が透けるので後ろの色味が混ざって見える事もあります。

しかし、その透け感を活かすこともできタペストリーとして壁に飾ったり
背景を暗めの色で使用すると発色はより鮮明になります。
のぼり、旗、テーブルクロスなどに人気です。

ポンジについてもっと詳しく知りたい方はこちらもどうぞ。
ポンジ製手旗とツイル製手旗の違い
https://www.hata-maku.com/blog/home/archives/000057.html

ここからは昇華転写という方法で印刷する生地をご紹介します。
昇華転写とはいわゆる『染め』です。
詳しい製作方法はこちらをご覧下さい。
https://www.hata-maku.com/guide/print/

まずは「帆布(ハンプ)」



「しっかりしたものを作りたい」「ちょっと厚手のものがいい」
丈夫なものを室内外問わず使用したい方に特に人気があります。

ぎっしりとめが詰まっていて、厚手です。
丈夫でパリッとしていて色味もしっかり発色するので、日除け幕、幕、のれんでよく使われています。

続いて「ツイル」



こちらはポンジに引けを取らない軽さと、高発色に印刷ができるのが特徴です。
厚みを求める方にはお勧めしませんが、ただ軽くて薄いにもかかわらず実際は丈夫なので
屋外で風になびく旗やのぼりにはオススメです。

糸が斜めに走っているのがお分かりになりますか?この織り方が特徴であり丈夫の秘訣です。

続いて「バンテン」



触りごごちがよく柔らかな生地で
肌に触れる機会の多いのれんやテーブルクロスによく使われています。

この生地は少し黄みがかっているのが特徴です。
「バンテン」「ハンプ」「ツイル」の3点を並べてみました。
より生地の色味が分かりやすいよう下記の写真は裏から撮影した物になります。

黄みがある色味は、優しい印象を与える事ができます。

微妙な差ですので、お色の邪魔は致しませんし
気になられるようならDIC指定もご相談賜ります。
お気軽にご相談ください。

最後は「鬼ちりめん」です。



鬼ちりめんは、主にのれん使われる生地で
姉妹サイトのオーダーれんドットコムではご案内していますが
当旗・幕ドットコムの商品ではどこにも出てきません。
ただ非常に特徴的な生地ですので、この機会にご紹介します。

ちりめんとは、表面に凹凸(これをシボと呼びます)のある織物で、
中でもこのシボが強いモノを鬼ちりめんと言います。
光沢があって非常に高級感があります。

こちらも裏からアップでご覧頂きましょう。

くっきりとしぼが見えると思います。
これがキラキラとしていて、かつ和風な雰囲気を醸し出しますね。

最後にすべて並べたものをご覧頂きましょう。


今回ご紹介した種類以外にも生地、色み、様々なものをご用意しております。
質感や発色をこの目で見たい、触った感触も知りたい方は無料で生地見本帳をお送りしております。
ぜひ手に取ってお確かめください。
なお、鬼ちりめんをご希望の方はお手数ですが「鬼ちりめん希望」とお書き下さい。

生地見本帳のご請求はコチラ
https://www.hata-maku.com/form/sample.html

今回は「生地見本を見たいけど時間がない」「ネットだけで見たい」方にもご案内できたらな。
と思い筆をとりました。
少しでも参考になれば・・・また、興味を持って貰えると幸いです♪

旗・幕ドットコムの長谷でした。

【関連記事】
手旗のおすすめの配色
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スエードとトロマットの違い
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